何故キャミィ相手に立つのか
の続き。
中段を持ってないキャミィ相手に何故立つのか。
下段を食らうリスクを負ってでも立つからには、中段でも下段でもない「何か」を回避するという目的があるはずです。
その「何か」を考えます。
(※文脈によって使い分けてしまってますが、「立つ」と「下がる」は同じ意味で捉えて下さい。紛らわしくてすみません。)
【図々しい択】
このゲームに慣れている方は言わずともわかると思います。その「何か」とは図々しい択です(言い方は人それぞれだと思いますが笑)。
キャミィ相手に立つのは、図々しいことをされたくないからなんです。
キャミィの図々しい択の代表がこれ。
まず立弱K>屈弱Pを重ねて暴れを咎め、ガードを確認したら即投げ。一粒で2度択る図々しさ。
キャミィの固めが嫌わ…強いといわれる理由の一つです。
しかし動画の最後にあるように、この投げは下がり(立ちガード)によってスカされてしまいます。
上手い相手ならこのスカりに差し返してきます。
もう一つ図々しい例
1回目は、かりんが最終的に接近を嫌がってコパンを出したら死んだ例。
2回目は、かりんが下がりによってその択自体を回避した例。
3回目は、その下がりを読んで立ち確認中足アローを当てた例。
4回目は、その行動は投げシケ狩りにもなるというおまけ。
このように、図々しい択と下段はある意味対になってるんですよ。
逆に言えば下段を見せて相手が立てなくなると、動画のように有利フレームを取りながら立中Pで嫌がらせ→最終的に手を出さなくなったら歩き投げ、みたいな択をかけ続けることが出来ます(動画を2回目→3回目→1回目の順に見ると分かりやすいはず)
長くなりましたがこれが下段を使う理由の2つ目です。要は図々しい択をかけ続けたいから下段を使う、ですね。
【下がられてることに気づくこと】
実際には、初中級のキャミィ使いには図々しい択は使ってる、けどそれを下がりで回避されていることに気づいてないって方が多いと思うんです。
だからまずそこに気づくことが大事。
そこから、①図々しくない択を使うのか、②下段を使うのかは個人の自由かなと思います。
①の方は崩しカタログ あとがき
を読むと助けになるかもしれません。