スト6 キャミィ攻略 kojo_sob

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実戦で昇竜対空が出ない人に必要なもの

※この記事は書きやすさを重視して断定口調で書いてますが、対空の議論って「これが正しい」と断定できるような単純なものではないですし、この記事の内容も(自分の考察と実体験を元にはしてますが)ほぼノー根拠な点をご了承ください

(実際かなり極端なことを書いている自覚があります)

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「トレモなら昇竜対空出せるのに実戦だと出ない」という人は、ひとつ重要な過程をすっ飛ばしてないかというお話

 

対空精度の向上に関してよく話題に上るファクターとして「(単純)反応速度」「意識配分」「コマンド入力速度」などがありますが、個人的に一番大事だと思っているのが、「実戦中の頭グチャグチャな状態で、いかに昇竜コマンドを素早く(脳から)取り出すか」ということです

言わずもがな、実戦ではトレモと違い他のことに脳のリソースを大きく消費させられて昇竜対空はかなり出にくくなるわけですが、それはリソース不足によって「飛びへの反応自体が遅れる」ことよりも、「昇竜のコマンドが取り出せなくなる」ことの方が影響が大きいと思ってます

 

トレモだと簡単に昇竜対空が出せるのは、既に頭の中でそのコマンドをなぞった状態、いうなればレバーを握る左手への命令を脳の中で順序通りに整列させた状態で保持してるからで、本来昇竜コマンドというのは咄嗟の反応で出すにはかなり複雑なものです

更に実戦では「負けたくない=ダメージを喰らいたくない」という感情に対して、それに反する動作(相手の飛びに対してガードを解く方向(前方向)にレバーを入れる)を要求されます

この二重の要因によってトレモだと出せる昇竜対空が実戦で出せなくなるわけです

 

これを解消するには勿論ひたすらトレモしてコマンドを手に覚えさせることも有効ですが、それと同時にこの取り出す能力を直接鍛える必要があります

即ち「実戦で頭グチャグチャの状態から相手の飛びに反応してまず6(or3)を入れる。そこから2→3と入れて最後にP(orK)ボタンを押し昇竜コマンドを完成させる。この一連の動作を出来るだけ早く完遂できるよう反復練習する」ということ

言葉にしてみれば当たり前というか、対空を出すための練習としてはめちゃくちゃ普通のことを、ただ仰々しく書いてるだけのように見えると思います(実際そう)

 

が、(ここから本題)問題はこの大切な反復練習をほとんどのプレイヤーが放棄してしまっているということ

上記の動作を習熟する過程では、必ず「相手の飛びに反応し、6を入れることまではできたが、その後のコマンドが間に合わずフルコンを食らってしまった」という段階を踏むはずです

しかしほとんどの人がフルコンを食らうことを恐れて6を入れることを放棄し、ガードに逃げてしまいます

「頭グチャグチャの状態から対空の第一歩(6入力)を踏み出す」という成功体験(=多大な経験値となるもの)を得る機会を、自ら捨ててしまっているのです

これが一行目に書いた「重要な過程をすっ飛ばしてる」ということです

転ぶのが怖いからといつまでも補助輪を付けてる子供と、たとえ1メートルや2メートルでも支え無しで漕ぐ練習をしてる子供とでは、どちらが早く自転車に乗れるようになるかは明白です

 

タイトルにある「実戦で昇竜対空が出ない人に必要なもの」は、まず相手に飛ばれたときにレバーを6に入れる勇気、そしてそこから(たとえ全然間に合わなくても)623Pを入力しきって成功体験を得ること、それを反復して頭グチャグチャの状態から素早く昇竜コマンドを取り出す能力を身につけることです

 

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正直これをランクマでやると、効果は高いですが目に見えてポイント減って病むかもしれないので(実際病みかけた)、自分のメンタルと相談してカジュアルでやるなり、トレモでやるにしてもなるべくグチャグチャ状態を作るために弾抜け等との複合練習にしてみたりするといいかもしれません

大事なのは昇竜コマンドを頭でなぞってない状態を作ってトレーニングの負荷をかけることです